先月の高尾山〜城山〜相模湖に続いて、東海自然歩道の第 2 回。
今回も天気の良さそうな平日を狙って。
ルートは石砂山〜石老山〜嵐山〜相模湖。
このルートは、まずアクセスが難しい。
石砂山へのアプローチとなるのは西野々ってバス停で、
ここには橋本から三ヶ木経由でバスを乗り継ぎ約 1 時間。
朝 5 時過ぎに家を出て、西野々に着いたのは 8 時。
しかも橋本発のバスは妙に混んでて、ちとシンドイ。
でも、帰りにこっちに下りてくるのはもっとキツイので、仕方ない。
しかも、西野々から登山口までもわかりにくくて軽く迷う。
この辺のデザインというか、スタイリングというか、
もうちょっとどうにかすればいいのに。
道路をしばらく歩いて(しかも下る)、やっと登山道発見。
看板も一応あるけど、そこに着かないと見つからないのあんまり意味がない。
オフィシャルのコース・ガイドもわかりにくくてあんまり役に立たないし。
山道に入ってからは、天気はいいし、なかなか快調。
コースは狭めでわりと鬱蒼としてて、そこそこシンドイ。
しかも、ちょっと前の大雨にせいか、崩れてるところもあったし。
石砂山(いしざれやま)は標高 578m。
それほど眺望がいいってわけじゃないけど、新緑が気持ちいい。
あと、周りに人がいないせいか、鳥の鳴き声がすごい。
鶯のフリー・スタイル・セッション。これは贅沢。
石砂山から篠原というところに一回下ったところで
民家の婆さんに声をかけられてお茶をごちそうになる。
3 月から 4 月にかけてのギフチョウの季節に来い、と。なるほど。
篠原の里(っていうのか?)をしばらく歩いてから再び登山道。
ここもかなりわかりにくいし、鬱蒼としてて、
最近歩いたヤツいるのか? って感じの狭い道。
西野々〜石砂山と同様に、鬱蒼としてて、けっこうシンドイ。
石老山(せきろうさん / 標高 694.3m)の山頂で、
おじさん・おばさんの10 人くらいのグループに遭遇。ちょうど昼時だったのでランチ中。
ビールを飲みながらワイワイガヤガヤやってます。
ちなみに、このグループがこの日初めて会った人。
つまり、西野々〜石老山間は貸し切りだったってこと。贅沢だね。
ここから国道までのルートではけっこう他の登山客が。
登山道も広めだし、大きな岩がいっぱいあったり、
ちょろちょろと沢が流れてたりと、なかなかいいルート。
石・岩・苔好きにはたまらん感じ。
今回からオリンパスの μ790 SW っていう防水カメラも導入したので、
途中の沢の流れにカメラを突っ込んで適当にシャッターを切ってみた。
まだコツがつかめてないけど、なかなか面白い。
一回国道に出て、相模湖ピクニックランドの横から
山道に入ると嵐山へのルートへ。ここが相当狭くて、けっこうシンドイ。
山道自体も、かろうじて山道って呼べる程度のものだし、けっこう登るし。
持ってた飲み物がなくなりそうだったこともあったし、
さすがに 3 つ目の山はキツかった。標高 405m だけど、侮れない。
嵐山からはサクサクと下って先月の高尾山〜城山〜相模湖の時の入り口に出る。
相模湖畔を歩いて行くとすぐに相模湖駅に到着。午後 3 時過ぎ。
最後の嵐山の部分も全然人がいなかった。
つまり、顕鏡寺から石老山に登って展望台のほうに回るルート以外には人がいない。
実際、その区間が一番よかったし、みんないい場所をよく知ってるってことだね。