なんとなく、それほど遠くないないと思ってたんだけど、立川から奥多摩方面はけっこうある。しかも、平日だからか、朝、電車がメチャメチャ混んでるし! 寝て行こうと思ってたからシンドかった…。もうちょっと早く、早朝じゃないとダメなのかも。青梅からは単線で、社内にモニタが付いてるハイテク車両(?)が4 両編成で単線を走ってる姿はなかなかカワイイ。
7:00 頃に出発して鳩の巣駅に着いたのは 9:00 ちょっと前。駅で準備を整えて早速出発。多摩川に架かる橋を渡って、舗装路をしばらく歩くと大楢峠へ向かう山道へ。ここまでの道がちょっとわかりにくい。
何カ所か、そこそこキツめの登りを何ヶ所か含みつつ、 1 時間半くらい歩き続けて大楢峠に到着したのは 11:00 時過ぎ。奥多摩はわりと巨木が多いらしく、大楢峠には大きなコナラがある。大楢(オオナラ)峠の大きなコナラって、なんて思うけど。ここでベンチで小休止。ここから御嶽山へのルートもあって、ここで会ったおばさんふたりもそっちに向かってた(ちなみに、行きの電車でも、御嶽の駅でもたくさん人が降りてた。やっぱ人気なのかな?)けど、それはまた今度のお楽しみってことで、梅沢方面へ下る。
入り口の河原で昼飯。今回はバーナーを持って行ったのでお粥。レトルトの白粥に粉末のコーンスープを混ぜてリゾット風に。ちょっとだけお湯を沸かしてコーンスープを溶かしたところに、白粥を入れて温まったら完成という超簡単メニュー。なんとなく、不味くなさそうな気はしてたんだけど、思ったより悪くない。塩・コショウで味付けしつつ、あとバターロールも一緒に食べる。これはスープにペチャペチャつけながら。もちろん、食後はコーヒー。今回は可もなく不可もなくなドリップだったけど、ここは今後、もうちょっとこだわりたいポイント。時間に余裕があるので食後はしばらく日向でボケっとしてました。これも近場のいいところ。
ここから三ツ釜の滝・ネジレの滝経由で大滝へ。徒歩で 30 分程度の楽な行程で、やっぱり、水の音が聞こえてくるのが気持ちいい。三ツ釜の滝とネジレの滝は小さな滝が連なってるタイプで、大滝は上からドーンッと落ちてくるタイプ。周りの雰囲気もすごくいいし、岩・水(滝)・苔・木漏れ日と、好みのものが揃ってて、すごく気持ちいい。スゲエフォトジェニックなのでパシャパシャと写真を撮りながら、大滝の下で小 1 時間のんびりとしてたかな。もうちょっと早めに来て、ここで飯を食ったらもっと気持ちよかったかも。
同じルートを戻って梅沢に出て、そこからは舗装路をひたすら奥多摩駅まで歩く 1 時間以上の行程。最初の 30 分くらいはいいけど、それからは単調だし暑いしで、フィジカルよりもメンタルな意味で、けっこうシンドイ。まぁ、その後にお楽しみがあるからいいんだけど。
初めての奥多摩は、思った以上にいいところで、「奥」って名前だけあって、なかなか懐の深くて、まだまだ楽しみがありそう。特に梅沢の三ツ釜の滝〜ネジレの滝〜大滝は、入り口まで車で行けば片道 30 分程度のトレッキングであの光景が味わえるなら、わりと誰でも楽しめる穴場かも。
* ルート * 写真